TOPICS 2002-06

読売新聞 2002年6月22日
東京新聞 2002年7月4日
最低価格決定は当日
国会で民主議員 不透明な入札を指摘

北方四島・色丹島のディーゼル発電施設問題が三日、衆院決算行政寛氏委員会で取り上げられた。事業の予定価格と最低予定価格が入札当日に決められたことが判明、不透明な入札実態があらためて浮き彫りになった。
 民主党の石井紘基氏が質問。石井氏によると、コンサルタント会社が出した事業費の見積額は十億八千八百万円。しかし、外務省関連の国債機関の支援委員会が決めた予定価格は十四億五千万円で、三億六千万円も高かった。
 入札当日の最低予定価格設定について、答弁した国土交通省の担当者は「入札の二、三日前から一週間程度前が通例」と、異例であることを認めた。結局、入札では伊藤忠商事が最低予定価格を下回り、兼松が予定価格を上回ったため三井物産が落札。外務省からは、予定価格の積算根拠などについて明快な答弁はなかった。
 石井氏は「予定価格を不当に引き上げた上に最低価格もでっち上げて、最初から予定していた三井物産に落札させた」と、入札方法を強く批判した。
日刊ゲンダイ 2002年7月5日